続かない自分を、もう責めない!「続ける」ために大事な5つのこと。

本当に「続かない」わたしが、「続けること」について記事にしようとしていることに、

自分で「ぶーーーーーっ」て吹いてしまいそうになるんですが(笑)

書いていきます。


やりたいことを選んでいるはずなのに、続かない



子どもの頃は、いろいろ続けた経験もなくはないけど、

大人になってから「自分でこれ続けてます」って言えるもの、
たとえば、日常の習慣でも、趣味や習い事でも、仕事や勉強でも、

「本当になかったなぁ」と思っています。




仕事が一番わかりやすいです。


・新卒で入社 → 11ヶ月で退職
・ダブルワーク → それぞれ1年半前後で辞める
・パートタイム(その後フルタイム)→ 計3.5年勤務、その後は委託契約で5年ほど継続
・現職 → 5年勤務(もうすぐ退職予定)



まぁ5年続けば続いているかな、という感じではあるのですが、

そのときどきで「やりたい」と思った仕事を選んだはずなのに、

出たり入ったりを繰り返してきました。

ちなみに、職種も業界もバラバラです。



ギターは全体としては8年くらいやってますが、合間に倦怠期もあります。

ちなみに今が一番長くて、もう半年くらいまともに音楽やってないし、

ギターにも触れてません。



あとは、ブラジル音楽を歌っているので、

ポルトガル語の勉強も何度か挑戦してきたのですが、

これも始めて半月もしないうちに挫折……を3〜4年繰り返しました。

2024年からは少し本腰を入れてやり始め、ちょっとだけ話せるようになってきましたが、

1年経った頃にはだんだん勢いも落ちてきて、今はほとんど主体的な勉強はしていません。

「続かないコンプレックス」のわたしが知った、衝撃の気づき



そんなわけで、「自分は続かない人間だ」と、ずっとコンプレックスを持っていました。


「意志の力が弱いのかな」
「それとも、そこに注ぐ想いが弱いのかな」とか。

それで自分を責めて。
落ち込んで。


それって、まったく意味ないんですけど(笑)


そんなことを、もう10年以上続けていました。

ところが、最近日々の学びの中で、ひとつ衝撃的なことを知ったんです。

それは、

「続ける力というのは、”根性”じゃない」


「イヤな気持ちを抱えながら耐え忍び、
ゴリゴリ乗り越えることが継続力なんだ!!!」

と心の底から信じていたわたしにとって、頭を殴られた気がしました。

そうじゃなくて、大事なのは、

・いかに自分を楽しませて、「ついつい続けたくなる」ようにするか

・そして、無理なく続けられる仕組みを自分のために整えること

これが、「続ける」ことの本質だったんです。

「楽しい」が大事、というのは耳にしたことがあったけれど、

わたしにはその「楽しい」が持続しない局面がありました。

だから、「楽しい」を持続させるためには、自分でコントロールする必要がある。

そういうものなんか!!!と、やっと知ることができました。

「続ける」そのための5つのポイント


では、「思わず続けてしまうように自分を楽しませる」には、どうすればいいのか?


これまでの学びと自分の経験から、5つのポイントをまとめてみました。

1. やりたいことをやる


これ、当たり前のようでいて、めちゃくちゃ重要。
というのは、自分の経験からの教訓です。


やりたいことがあって始めた。

でも、壁にぶつかったり難しくなってくると、

つい脇道にそれて、違うことや、「やりやすいこと」をやってしまう


でもそんなことをしていると、

いつの間にか本当にやりたかったことから遠ざかってしまって

自分がめざしたところには着かない。

たとえば、わたしの場合はギター。

「かっこいい!」と思ったギターの奏法や演奏に憧れて教室に通い始めたのに、

家での練習は圧倒的に弾き語りばかりしていたんです。



それは、弾き語りのほうが、“楽”だったから。

弾き語りも好きだけど、でも、やりたかったのは“ギターそのもの”だったはず。



結果、「ギターが弾けない自分」にコンプレックスを抱くようになってしまいました。



仕事も同じ。

やりたいことがあって職場に入ったのに、いろんな状況に流されて

本来やりたかったことに取り組めなくて、

「結局、何をしにここに入ったんだろう」ってなる。




だから、

やりたいことがあるなら、逃げずに”それそのもの”ちゃんとやる

難しくても、やる。

そこに向き合う。


そうしないと、先々で自分が詰んでしまうな、ということを、身をもって経験しました。

じゃあ、ちゃんと「自分でやりたいことそのものに向き合っていく」には???

2. ハードルをとにかく下げて、すぐに成果を出そうとしない



自分に何度も言ってあげたい言葉トップ5に堂々ランクイン!!!

やりたいことって、たいてい今の自分にはちょっと難しいこと。



だから、一気に登ろうとすると、怪我します。挫折します(してきましたw)



「すぐに成果を出さなきゃ」
「目に見える変化がないと、意味がない」



そう思って頑張っても、結果的に燃え尽きて終わる……そんなことが何度もありました。

だから。

すぐに結果を出そうとしない。

大事なのは、「速度」じゃない。止まらずに続けるほうが、はるかに大事。

今日1ミリでもできることを、やる。

明日もできるレベルで、やる。そして明日も、やる。明後日も、やる。



ただただ小さく続けていく。それが、続ける力。

3. 小さな変化をちゃんと喜ぶ




これ、本当に、わたしはへたくそだと思います。



「今日できてるじゃん、前できんかったのに」って、

一つ一つ、自分でちゃんと気づいて、ちゃんと喜ぶ。



これって、がっちり自分自身を見て、

自分の「変化」に着目しないと、ほんとにスルーします。


変化に気づかないまま、「今できてるのが当たり前」になって、

ほんの少し前のできなかった頃の自分も、登ってきた過程も忘れてしまうので。



「いやいやいや、前それわたしできんかったやん!」
「それが今できてるやん、すごいやん!」





と、ちゃんと自分の変化を観察して、

登ってきた、進んできた、歩んできた、それらをちゃんと認めて

自分の成長をちゃんと自分と一緒に喜ぶ





そんな力、わたしも丁寧に身につけていきたいです。

4. 周りの人と比べない



目新しくもなんでもないけど、ほんとにこれ。




大事なことは、

自分のやりたいことから逃げずに、

一気にできるようになる幻想を捨てて、

自分ができる高さのハードルに下げまくって小さくして続けていくこと、だったはず。




それをしていくのに


「あの人はすごくて自分はダメ」とか
「自分はあの人よりできてる」とか


そういうのは、本当に意味をなさない




比べるべきは、「1ヶ月前の自分」「1年前の自分」。


人と比べるんじゃなく、前の自分と比べる
それが、唯一大事な比較対象。




5. 人の話は、聞かない



もう少し正確に言えば、

批判や悪口やネガティブな反応に引っ張られることなく

そして、ポジティブな評価やアドバイスですら、基本的には「参考程度」にする、ということ。




これはあくまでわたしの経験談に基づいてということなのですが、

ポジティブな評価やアドバイスをもらったときに、

「ありがたく受け取る」以上に自分の中に入れてしまい、

「その声にどう応えようか」ばかり考えて、結局自分がなにをやっているのかよくわからない



……なんてことに陥っていました。




それでは、自分のやりたいことは続けられない。



ネガティブであれポジティブであれ、

人からの評価や反応は、ありがたく受け取りつつも、

自分に活かしていけそうなこと

相手が自分の下地や前提を共有したり理解したりしてくれているなと感じられること



とかは参考にして取り入れたりしつつ、

基本的には人にどう言われようが、自分が思うこと、感じることに

耳を傾けてやっていったらいい



今は、そんなふうに考えています。

…というわけで、ここまでをまとめると、

続ける、は「根性」じゃなくて
自分を続けさせてあげられる「仕組みづくり」



そして、なにかを「続ける」ためには


やりたいことに向き合って逃げない
自分に合う、小さな小さなステップで始める
自分の小さな変化に気づき、自分と喜ぶ
他人と比べない
他人の言葉より、自分の声を信じる



わたしも実践しながら、自分のやりたいことを長く続けていきたいと思います。